徒然ひよこ日記

日々是好日。花とネコを中心につれづれに

三沢厚彦「ANIMALS in HAMAMATSU」に行ってきました

巨大ヘラジカ

こちら、浜松美術館で12月1日(日)まで。
何度も、チビ太郎と一緒に行こうと思っていたのですが、なかなか行く機会がなく、終了間際になってひとりで行ってきました。
平日のお昼頃だったのですが、美術館の第一駐車場は満車。第二駐車場も残りあと1台か2台。
終了間際のせいか、それなりに人がいました。

そしてこちらは、今回写真撮影可能な作品が何点か。
平日限定だったようですが、良い記念になりました。

冒頭のヘラジカ、これがまたかなり大きくて、小さい子どもだったら数人が背中に乗れそうなくらい。
なかには、これを怖がって泣き出して入れなくなってしまった子どももいたようです(笑)

そう、結構大きな作品が何点も

シロクマファミリー

この真ん中のシロクマは3m近くあったんじゃないかと。
やはりこれだけ大きいと、それだけで存在感があるものですが、やはりそれだけはなく………なんというんでしょう、生きてる感、があるんです。
今にも動き出しそうな~という感じではないんですが、今は止まっているだけ、というような。

で、この横の転がっている小熊がまたなんとも愛嬌があって。

シロクマ弟
直立してるシロクマもいいんですけど、なんか楽しげです。


目つきの鋭いパンダ
このパンダも背中に子どもが2人くらい乗れそうでしたよ~。


なんて大きな作品のほかにも、小さなものでは、掌に乗るようなスズメやカエルといった動物から、犬やネコ、ライオンもなども。

木彫の上から絵の具で彩色してあるようなのですが、
動物によって皮膚の質感というか、動きの表現が違って面白かったです。
同じような削り方に見えて、実はよくよく計算されている感じ。

デフォルメされているんだけど、でもリアルで。
リアルなんだけど写実ではないんですよね。

そして、木彫以外にも、サイズは小さくなるのですが、粘土で作って焼かれた動物たちもいました。
さらには、その上から紙を張って彩色した動物たちも。
木彫の作品が、余計なものがそぎ落とされた、完成された作品だとすると、粘土の作品はとても自由で荒削り、でも勢いがあって楽しい作品に仕上がっていました。

あと、立体以外にもスケッチやデッサンの展示も同時にあったのですが………
これが、ダンボールの裏に走り書きだったり、書店の紙袋に描いてあったり、
太い筆で勢いよく描かれたものもあれば、ペンで細かく描かれたものなども。

それがたくさん並べられたものを見た時………なんだか小学生の作品展を一瞬連想しました。
のびのびと大らかで勢いがあって。
小学生とでは技術なんかは比べようもないんですけど、それ以外のものが。

そういうスケッチや小さな立体が展示されている部屋が一番狭かったのですが、わたし個人的にはそこが一番楽しかったです。


あと、あと、子どもあてに作品に「手をふれないでね」というメッセージも、作家さんご本人がダンボールの裏に絵の具で描いた物が置かれていて、思わずフフフとなってしまいました。
あのメッセージボードの写真撮りたかったなぁ。
写真撮影不可の部屋だったので、控えましたけど……σ(^◇^;)


で、すべての展示の最後にあるのが、こちら。

巨大ワニ

今回一番長い作品でした。
全長5mくらいあるのではないかしら。

ワニ近影
顔はこのワニが一番好きでした。

ワニ肌
そしてこの鱗がすごいですよね~。
白サイの皮膚感もすごかったんですけど………なんだか、ここまで△が並んでいると、うわーって思いますね。



あ、後ですね。
今回の展示は、建物の外にも作品が展示されていたんですよ。
美術館の屋根にモモンガとか、わたしは気づかなかったんですが豹とか。

ひょっこりモモンガ

逆光でうまく写りませんでした……。

でも雨が降ったり日に当たったり――あと、竜巻注意報が出てたり台風並みの強風の日もあったんですけど、大丈夫なのかなぁ……(・・;)と思ってみたり。
そんなに簡単に取り外しができる場所の様には思えないのですけど……。


ともかく、全体通して、とても「楽しい」作品展でした。
終了前に、観にいく事ができてよかったなあ、と思いました。
寒さにくじけなくてよかった(笑)


でもって。
作品の中でも、スケッチやラフの多さからも、きっと作家ご本人は、ネコ好きな方に違いない、と勝手に思い、ほほがゆるんでしまったハハなのでした……。



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