先週の日曜日、いつもの友人とページワンさんで開催中の
綿引明浩展「バルメロンの冒険」に行ってきました。
ページワンさんでの綿引明浩展は2回目になります。
こちら個展タイトルにもなっている「バルメロンの冒険」という作品です。
綿引明浩展「バルメロンの冒険」に行ってきました。
ページワンさんでの綿引明浩展は2回目になります。
こちら個展タイトルにもなっている「バルメロンの冒険」という作品です。
個展のフライヤーもこの作品でしたね。
この青い登場人物がバルメロンなのだそうです。
ほかにも「バルメロン」シリーズが何点も。
クリアグラフという手法を使った綿引作品は、その色彩から、シンプルな白系の額が多いのですが、「バルメロン」シリーズは、結構デコラティブな額装がされていました。
意外とというと失礼かもしれませんが、これも合うんですねぇ。
前回もうかがって、今回こうしてみると、共通のモチーフもたくさんあるし、相変わらず鮮やかな色彩があふれているのですけれど、なんて言ったらいいのか、
――前回とは、ぜんぜん違うのです。
何が違うのかなぁと考えてみても、はっきりと言葉には出来ないのですが、明らかに違うのです。
それは技法的に何かが違うとかそういう事ではなくて、
(もちろん違う点、進化工夫されている点はたくさんあるのだと思いますが)
多分きっともっと深いところの様な気がします。
そこが綿引さんという作家さんの、アート作品の、すごいところなのかもしれませんね。
今回はクリアグラフの立体作品で小さめの物の数がいくつもありました。
ひとつひとつが独立した作品なのですが、こうして並んでいると、そこに何か物語があるようです。
それが実際に作品となっているのが、こちら
「トドレクト
森に続く真っ直ぐな道」
高さは15cmほどでしょうか。横幅は50cmほど。
クリアグラフの作品で、アクリルの背景に綿引作品では定番のモチーフ(登場人物)たちが配置されています。
綿引さんによれば「絵巻物」なのだそうです。
なるほど!です。
拡大するとこんな感じ。この青い人物はバルメロンではなくて放浪画家のようです。
この背景になっている円弧や三角、四角の繰り返しのパターン、まるでテキスタイルの様な美しい図案。
前回の作品にもありましたが、さらにパワーアップして、今回の作品の多くに用いられていました。
ちょっと写真が小さいですが、バルメロンのもう1つの姿「幻影詩人」も、そうした手法の作品でした。
本当にこの作品たちのすごさ、美しさは、わたしの下手な写真では伝えられません。
ぜひ実物をごらんになっていただきたいです。
それから、別名ぐるぐるマーチだとおっしゃっていた「グラン・マーチ」
アクリルを使用したクリアグラフ作品の特徴でもあるのですが、この作品は光の当たる角度によって、色彩や光り方が変わって、また少し印象が変わってくるのです。
「裏技ですけど」と綿引さんご自身に教えて頂きました。
自然光の入る場所に飾ったら、何通りもの表情が見られるわけで、なんて素敵でしょう。
美しいパステル系の色彩の上に、四角や三角、円弧のパターンが、縦横無尽――ぃえ自由に配置されていて、でもそれでいてまとまっていて。絶妙なのです。
色彩とパターンに、何度も、ずーっと見入ってしまって。
きっと見るたびに何か発見があったり、違う表情を見つけたりするんだろうな、と思います。
それから、とても気になったシリーズがあります。
エッチングの「マッティーナ・小鳥の朝」とクリアグラフの「マッティーナの詩人」です。
マッティーナというのはイタリア語で「朝」という意味なのだそうです。
素敵でしょう?
あとあと、個人的には「銀河のへそ」というタイトルのモチーフ、「ぐーちゃん」!
写真がうまく撮れなかったのですが、壮大なテーマの子なんですが、すごく可愛いんですよ。ぐるぐるしてて、自分のおへそを持ってて。
ぐーちゃんはクッションも作られたそうで、すごくクッションほしいなって思ってしまいました。
実際使うのはとてももったいなくて、出来ないだろうと思いますが(笑)
でもグランマーチとか、そのままスカーフとかになっても素敵だろうなぁ、とか。
一緒にいった友人とも、綿引テキスタイルのスカーフとか、きっといいよね、なんて話をしていました。
ほかにもページワンさん定番のピッコロ版画ももちろん、素敵な作品がたくさんあります。
百聞は一見に如かずと言いますが、やはり直接作品を見て頂くのに勝る事はありません。
ページワンさんでは、今週末27日(日)まで展覧会が開催されています。
26、27日の両日は、綿引さんご自身もいらっしゃるそうです。
お近くまでいらっしゃったら、ぜひごらんになってくださいね。
この青い登場人物がバルメロンなのだそうです。
ほかにも「バルメロン」シリーズが何点も。
クリアグラフという手法を使った綿引作品は、その色彩から、シンプルな白系の額が多いのですが、「バルメロン」シリーズは、結構デコラティブな額装がされていました。
意外とというと失礼かもしれませんが、これも合うんですねぇ。
前回もうかがって、今回こうしてみると、共通のモチーフもたくさんあるし、相変わらず鮮やかな色彩があふれているのですけれど、なんて言ったらいいのか、
――前回とは、ぜんぜん違うのです。
何が違うのかなぁと考えてみても、はっきりと言葉には出来ないのですが、明らかに違うのです。
それは技法的に何かが違うとかそういう事ではなくて、
(もちろん違う点、進化工夫されている点はたくさんあるのだと思いますが)
多分きっともっと深いところの様な気がします。
そこが綿引さんという作家さんの、アート作品の、すごいところなのかもしれませんね。
今回はクリアグラフの立体作品で小さめの物の数がいくつもありました。
ひとつひとつが独立した作品なのですが、こうして並んでいると、そこに何か物語があるようです。
それが実際に作品となっているのが、こちら
「トドレクト
森に続く真っ直ぐな道」
高さは15cmほどでしょうか。横幅は50cmほど。
クリアグラフの作品で、アクリルの背景に綿引作品では定番のモチーフ(登場人物)たちが配置されています。
綿引さんによれば「絵巻物」なのだそうです。
なるほど!です。
拡大するとこんな感じ。この青い人物はバルメロンではなくて放浪画家のようです。
この背景になっている円弧や三角、四角の繰り返しのパターン、まるでテキスタイルの様な美しい図案。
前回の作品にもありましたが、さらにパワーアップして、今回の作品の多くに用いられていました。
ちょっと写真が小さいですが、バルメロンのもう1つの姿「幻影詩人」も、そうした手法の作品でした。
本当にこの作品たちのすごさ、美しさは、わたしの下手な写真では伝えられません。
ぜひ実物をごらんになっていただきたいです。
それから、別名ぐるぐるマーチだとおっしゃっていた「グラン・マーチ」
アクリルを使用したクリアグラフ作品の特徴でもあるのですが、この作品は光の当たる角度によって、色彩や光り方が変わって、また少し印象が変わってくるのです。
「裏技ですけど」と綿引さんご自身に教えて頂きました。
自然光の入る場所に飾ったら、何通りもの表情が見られるわけで、なんて素敵でしょう。
美しいパステル系の色彩の上に、四角や三角、円弧のパターンが、縦横無尽――ぃえ自由に配置されていて、でもそれでいてまとまっていて。絶妙なのです。
色彩とパターンに、何度も、ずーっと見入ってしまって。
きっと見るたびに何か発見があったり、違う表情を見つけたりするんだろうな、と思います。
それから、とても気になったシリーズがあります。
エッチングの「マッティーナ・小鳥の朝」とクリアグラフの「マッティーナの詩人」です。
マッティーナというのはイタリア語で「朝」という意味なのだそうです。
素敵でしょう?
あとあと、個人的には「銀河のへそ」というタイトルのモチーフ、「ぐーちゃん」!
写真がうまく撮れなかったのですが、壮大なテーマの子なんですが、すごく可愛いんですよ。ぐるぐるしてて、自分のおへそを持ってて。
ぐーちゃんはクッションも作られたそうで、すごくクッションほしいなって思ってしまいました。
実際使うのはとてももったいなくて、出来ないだろうと思いますが(笑)
でもグランマーチとか、そのままスカーフとかになっても素敵だろうなぁ、とか。
一緒にいった友人とも、綿引テキスタイルのスカーフとか、きっといいよね、なんて話をしていました。
ほかにもページワンさん定番のピッコロ版画ももちろん、素敵な作品がたくさんあります。
百聞は一見に如かずと言いますが、やはり直接作品を見て頂くのに勝る事はありません。
ページワンさんでは、今週末27日(日)まで展覧会が開催されています。
26、27日の両日は、綿引さんご自身もいらっしゃるそうです。
お近くまでいらっしゃったら、ぜひごらんになってくださいね。
綿引明浩展「バルメロンの冒険」
5月27日(日)まで
浜松 ページワン にて
綿引明浩さん公式サイト
タグ :ページワン
ホント!!テキスタイル柄になったら、ステキかも。
はじめまして。
そうなんです、キレイなだけではなくて、深くて、でも面白いのです。
とても惹きこまれます。
はい、きっとスカーフとか洋服とかピンポイントで使ったら素敵ですよね~。
コメントありがとうございました(^^)